福祉

青山の児相問題について考える。選別思想、富裕層との分断の恐怖。

青山の児相問題についてはニュースにもなっているのでご存知の方が多いと思います。

これは児童相談所を建設できるのかどうかといった単純な問題ではないと筆者は考えます。

日本人であれば無視できない問題です。

 

 

富裕層の選別思想

これは富裕層全体に当てはめるわけではないことを最初に申しておきます。

しかしながら、青山の児相建設に反対をしている住民はおそらく、児相に一時保護されているような子どもたちを差別しているのではないかと考えます。

お金持ちである我々が優れていて

恵まれない、貧困層は劣っている

という考え方が透けて見えます。

 

これは非常に危険な思想です。

この選別思想は、拡大し貧困だけではなく障害のある方やマイノリティをも差別するようになると筆者は考えます。

 

 

アメリカの見えないフェンス

この選別思想をもった富裕層が団結していくことでさらに危険な状況になります。

近年アメリカにおいて富裕層の集団が独立して自分たちの自治体を作るといったことが起こっています。

 

これによって何が起こるかと言うと資産の再分配機能不全です。

富裕層の税金は富裕層を守る・潤すためだけに使われることになるのです。

ご存知のように税金というのは資産や年収の多い人ほど多く支払っています。

それを国民全体に再分配することで公共施設や行政サービスが成り立っているのです。

 

それが機能不全を起こすということは

  • 公務員のリストラ
  • それによって行政サービスも滞る
  • 警察官の人数も減るので治安の悪化
  • 教師や学校も減るので教育機能の低下
  • つまりは貧困層のさらなる拡大

 

ということが起こります。

富める人はさらに裕福になり、貧しい人たちはますます貧困になるという状況です。

 

そして富裕層と貧困層の壁はどんどん拡大し、富裕層の目には貧困層の人たちは映らなくなることでしょう。

 

これはアメリカだから起こっていることか?

いや、日本の未来の姿ではないか。

 

 

結局は自分の首を締めている

こういったことがさらに進めばどうなるでしょう?

最悪の場合は貧困層が決起し、革命運動や内戦が起こる可能性もあるでしょう。

過激な発言に聞こえるかもしれませんが、それくらいの危機感は必要です。

 

青山の児相問題は行政は絶対に負けてはいけません。

一度これを許してしまうと全国の高級住宅地において児相や障害者施設などを排除する動きが出てきてしまいます。

 

それをきっかけに今のアメリカのような状態に突入してしまいかねません。

 

 

まとめ

日本人のモラルや良心は何故ここまで落ちてしまったのか・・・。

筆者は同じ日本人として恥ずかしい。

 

わからないものは怖いという気持ちは理解できます。

しかし、人間は本来お互いのことは知らないのです。

だからわかり合おうとするのです。

歩み寄るのです。

 

青山の人たちには歩み寄る・理解する姿勢を見せてほしいなと思います。

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