福祉IT

暗号資産とこれからの社会、そしてソーシャルワーク

「暗号資産は何か怖い」
「暗号資産って投資でしょ?」

そう考え、一歩引いてしまっている方も多いかと思います。
でもちょっと待って。

暗号資産はこれからの社会と密接に結びついています。
これから社会がどうなっていくのかを知るうえでとても重要なのです。
特にこのブログを見てくれている方にはソーシャルワーカーの方も多いと思います。

ソーシャルワーカーとして、社会が今後どうなっていくのかを知っておくことはとても重要だと、そう思いませんか?

この記事では、投資対象としての暗号資産ではなく、暗号資産が社会の中でどういったインパクトを持っていくのか、ソーシャルワーカーとしてどう向き合っていくべきなのかを解説していきます。

 

暗号資産が法定通貨に

エルサルバドルでは暗号資産であるビットコインを法定通貨にすると発表しました。

エルサルバドルでは2001年に自国通貨であるコロンを放棄し法定通貨として米ドルを採用。2021年9月7日からは法定通貨として米ドルとビットコインの二本立て体制となっています。

これは日本にいるとあまり馴染みがないことかもしれませんが、自国の通貨が機能しなくなり米ドルを採用するといったことは珍しい話ではありません。
また、銀行口座を持たない・持てない人々も発展途上国ではたくさんいます。
そういった人たちからするとビットコイン等の暗号資産はスマートフォンとネット環境さえあれば取引が出来るので銀行口座よりも手軽だったりするのです。

また日本にもたくさんの外国人が出稼ぎに来ています。
福祉業界であれば、外国人を雇用しているところも少なくないと思いますが、これを通常の通貨で送金するとなると手数料を取られてしまいます。
これが暗号資産であればほとんど手数料がかかることなく自国へお金を送ることが可能であり、出稼ぎに来ている外国人の送金の手段としても使われています。

 

日本も他人事ではない

デフォルトという言葉を知っていますでしょうか?
デフォルトとは日本語で「債務不履行」のことですが、国家がデフォルトすることもあります。

キプロスショック……。キプロスという国で起こったデフォルトをキプロスショックと言います。
当時の記事はもうあまり残っていませんが、日本でもニュースとしてテレビでも流れていました。

預金封鎖するとも言われていましたが、そこまでには至らなかったと記憶しています。
しかし極度の預金引き出し制限が行われ、ATMの前に長蛇の列が出来ていた映像を覚えています。

さて何が言いたいかというと、これ日本でも他人事ではないんですよってこと。

日本国家としての借金がどんどん膨れ上がっているーなんてニュースはずっと聞かされてきていると思います。行き着く先はデフォルトです。
もちろんすぐにデフォルトが起こるとは考えにくいですが、可能性としてゼロではないんですよというお話です。

そこで出てくるのがビットコインです。

このことはあまり報道されていなかったと思いますが、預金制限されていた際にもキプロスではビットコインを持っていた人は、ビットコインを現金化もしくは、そのまま通貨として利用していたようです。
海外では暗号資産のATMもありますしね。

 

社会と経済と通貨

「社会」と「経済」と「通貨」
この3つの関係は切っても切り離せない関係であると考えていますが、これをどこまで国がコントロール出来るかというと難しい問題です。

通貨に関して言えば、他の国の通貨と比較され相対的評価によって価値が決まります。
自国の通貨とは言え完全にコントロール出来るわけではないのです。
これがビットコインとなると国がコントロールすることは極めて難しくなります。

なぜならビットコインはどの国も発行していませんし、中央集権的ではなく、ビットコインに関わる全ての人で管理しているからです。
このへんの詳しい話をするとブロックチェーン技術やNFT、DAO(自律分散型組織)の話にもなってくるので今回は割愛します。

それに伴って経済や社会のコントロールも国がしていくということはより困難になっていくかもしれません。

 

暗号資産とソーシャルワークの可能性

暗号資産を通貨としてだけで見るのであれば、真っ先に思いつくのは貧困支援です。

技術的なこともソーシャルワークに応用は出来るのですが、そのことについてはこちらの記事も参考にしてみてください。

福祉とNFTの未来NFTと福祉をかけ合わせるとどういったことが起こってくるのか? 一緒に考えてみましょう!...

もちろん金銭的支援をするうえで、まずすることは国としての制度の利用ではありますが、それだけでは食べていくのが大変だったり、就職したくてもなかなか難しいといった現状もあります。

ビットコインをはじめとする暗号資産を得る方法は実はたくさんあります。
例えばキャンペーンなどを活用する。

エアドロップをもらう。

などですね。

人に暗号資産を勧めるなんて……。
その気持ちはわかります。リスクもあります。
でも、それは知らないから怖いのかも知れませんよ?

 

まずは自分が知ること。
そこからです。

 

日本人はお金や投資に対するバイアスや束縛が強いので、少しでもこの記事がそういった束縛から離れるきっかけになれば幸いです。

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