投資をしている人なら一度は聞いたことのある「ドルコスト平均法」
この記事ではドルコスト平均法のやり方、メリット・デメリットをお伝えします。
筆者は初心者にはドルコスト平均法をおすすめします。
ドルコスト平均法って何?
ドルコスト平均法とは、株や投資信託を毎月一定額積み立てることを言います。
注目すべきポイントは「定額」の積立ということです。
当然ながら株は毎日価格が変動しますので、買い付け時に「数量」を調整し、「定額」で毎月購入するのです。
つまり安い時にはたくさん買い、高い時には少ししか買わないのがドルコスト平均法です。
iDeCoや積立NISAもこのドルコスト平均法を使った制度と言えます。
どうやってやるの?
ドルコスト平均法は毎月積み立てるわけですが、これを手動で行う必要はありません。
各証券会社にはドルコスト平均法を行うためのシステムがありますので、最初に設定をすれば後は自動で積立が行われます。
例えば
「A株を毎月25日に1万円分積立」
と設定すれば、毎月25日にそれが実行されます。
引き落とし口座も設定しておけば毎月その分が引き落としされます。
筆者も給料日に合わせて設定をしています。
メリット・デメリット
ドルコスト平均法は長期投資であり、短期間で儲けることが難しい手法です。
ある程度投資経験があり、ドルコスト平均法に回すお金を短期投資することでさらにお金を増やせるのであれば、そっちの方がよいでしょう。
また当然市場は上がったり、下がったりしますので市場が下がっている時も黙々と積み立てて、我慢しなければいけません。
つまり、すぐにお金を増やしたい方・下げ市場にメンタルが耐えられない方はドルコスト平均法に向いていません。
じっくり資産形成したい方、よい意味で鈍感な方は向いています。
基本的には上がったり、下がったりがあったとしても市場は徐々に成長していきます。
ドルコスト平均法で長期的に見て負けるということはまずあり得ません。
かならず成長するとは限らないでしょ!と言われる方もいるかもしれませんが、この世界は成長が止まるとおしまいです。
常に成長し続けるからこそ社会は成り立っているのです。
どれくらい利益が出るの?
では計算をしてみましょう。
毎月投資信託を5万円積立し、25歳から65歳まで40年間を年利3%で積み立てたとします。(複利で計算します)
40年後にはいくらになっていると思いますか?
答えは
46,302,525円です!
元金は2400万円なので2230万2525円の儲けが出たことになります。
実際は売る際に税金が発生するのでもう少し下がりますが。
働きながら5万円を捻出するのは、そんなに難しいことじゃないのではないでしょうか?
さらに積立に回せるのであれば、億を超えることも難しくありません。
ちなみに年利3%を難しくはありません。
でも何を買えばいいのかわからないよ
そうだと思います。最初はわからないと思いますが、まずは少額でスタートしながら勉強してみても良いのではないかと思います。
筆者もやりながら色々手法も変え、最終的にドルコスト平均法に落ち着きましたが、何を積み立てるかは今でも変更することはあります。
筆者のポートフォリオですが
たわらノーロード 先進国株式 32000円
たわらノーロード 新興国株式 4000円
三井住友DC・つみたてNISA・日本株インデックスファンド 4000円
ひふみプラス 10000円
となっております。
筆者は別に国債を所有しており、それでリスクヘッジしています。外国債券は購入しません。
できるだけ世界に投資するようにしています。
このあたりをどう考えるかは、あなた次第です。
これだけはやってはいけない!
- 銀行に言われるがまま投資信託を購入。
- 毎月分配型の投資信託の購入
自分で勉強なんて出来ないって方はAIに任せるのも一つの手です。
自分で投資信託を購入するよりは手数料が高くなりますが、銀行マンより信用できます。
おすすめ証券会社は
リアル店舗の証券会社はおすすめしません。
ネット証券をおすすめします。
今口座開設するのであれば
- 楽天証券
- SBI証券
- カブドットコム証券
あたりがおすすめです。
どれもネットから申し込み出来るので、まずは開設です!
最初の設定だけ行えばあとは自動ですので、それまでまずは頑張ってみましょう。
取材・執筆・相談・写真撮影・広告掲載など
お仕事のご依頼を受け付けております。
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