あなたは「NFT」をご存知でしょうか?
このNFTは福祉との親和性がかなり高いと思わます。
あくまでも個人的にそう思っているというだけですが……。
実際にNFTのB型事業所も誕生しているようなので、今後増えていくんではないかなーとも思います。
今回はNFTの詳しい説明は他のサイトを見てもらった方がいいとして、かんたんなNFTの説明とNFT×福祉の未来を考えていけたらと思います。
NFT(non-fungible token)とは
NFTはnon-fungible tokenの略です。
日本語で言うと「非代替性トークン」と言います。
ざっくり説明するとブロックチェーン技術(暗号資産に使われている技術)を用いることによってデータに証明書を発行することが出来るものです。
データに証明書を発行することによって何が変わるのかと言うと唯一のデータになるということです。
従来のデータはいくらでもコピー可能だったわけです。
それがNFTによって不可能になるわけです。
いや、厳密には物理的にコピーは出来るのですが、証明書があることで本物かコピーされたものかの判別がつくわけです。
例えばあなたのお気に入りの洋服・靴・かばん……etc
それはあなたの物ですが、同じ物は世界中にありますよね?
メルカリで検索するば同じ物がたくさん出てくるはずです。
でも、それは本当に同じ物ですか?
例え同じ靴を履いていたとしても、あくまでAさんの靴はAさんの靴でBさんの靴はBさんの靴なはずです。
仮にAさんが同じ靴なんだから、Bさんの靴を間違えて履いていってしまったとしても「別にいいじゃん」とか言ってきたら、「いやいや良くないわ」って感じじゃないですか?
もしかしたら気にしない人もいるかもしれないけど、ぼくだったら何となく気持ち悪いと思ってしまいます……。
こういったことがデータ上でも可能になったわけです。
Aさんのデータは同じ物がいくらあったとしてもあくまでAさんのデータはAさんのデータなのです。
唯一のデータになるということは
世界で唯一のデータとなることで、どうなるの? と思うかもしれません。
例えばTwitter社のCEOがサービスを初めて最初にしたTweetが3億円で売れたのは有名な話です。
これは別に彼のTweetをさかのぼっていけば、普通にそのTweetは見れるし、何ならキャプチャを撮って保存することも可能です。
でもNFTとして販売した唯一のTweetとキャプチャしたTweetは別物なわけです。
これは特にアートの分野で革命的な出来事なのです。
デジタルデータのイラストやアートを販売されている方はたくさんいると思いますが、買った人が規約で禁止していたとしても、無料で配布することは可能なわけです。
それを物理的に止めることは不可能です。
発覚してから訴えることは可能ですが、基本的にはその人の良心に任せるしかないわけです。
それがNFTによって唯一のデジタルデータになるので、アートを生業にしている人たちからすると「すごい世界がやってきた!」くらいの衝撃ですw
NFTアート×福祉
冒頭でも言いましたが、最近NFT×福祉のB型事業所も誕生しているようです。
うちの事業所にイラストや漫画を描く利用者さんは今までに何人もいました。
でも正直今までは、それで飯を食っていくとか、就職するとか難しかったんですよ。
それが、今後は開けていくのかなと思います。
小学生が描いたイラストをNFTとして販売したら数百万円の値がついたって話は明るい未来を想像できる話でした。ぼくにとっては。
NFTゲーム×福祉
まだ誕生はしていないかな? と思いますが、NFTゲーム×福祉も未来のある話なんじゃないかなーと思っています。
eスポーツのB型事業所はいくつか誕生していますが、正直eスポーツで稼ぐって相当難しくない? って思っています(もしかしたらNFTゲームやっているかもだけど)
NFTゲームについて解説してしまうとここでは話がややこしくなりそうなので、やめておきますが、簡単に言うとゲームしてお金稼げるよってやつです。
毎日事業所行ってゲームして工賃もらえるなら最高ですよね~w
まとめ
今回はNFT×福祉の未来について語りました。
兎にも角にもまずは自分がやってみることだと思いますので、興味が湧いた方はNFT触ってみると面白いと思いますー。
NFTから派生してメタバースやDAOなんかにも将来性を感じるわけですが、また別の機会に。
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