退職代行という言葉を聞いたことはありますか?
最近テレビでも取り上げられることもあるので聞いたことはあるという方も多いのではないでしょうか。
退職代行とは?
退職代行とは
辞意を伝えているのに辞めさせてもらえない。
「辞めたい」と言えるような環境にない。
辞意を伝えると給料を支払わない、賠償請求をするなど脅される。
そういう場合に退職代行の業者が会社と個人の間に入り、本人に代わって業者が退職の手続きを進めるサービスです。
退職代行でどこまでやってくれるのかは業者によって違いがあります。
特に弁護士がいるかどうかで法的な主張が出来るかどうかが変わってきますので、よく確認をして利用してください。
料金の相場は
業者によって変わってきますが、5万~15万程度が相場です。
弁護士が対応するかどうかでも料金に開きがあります。
安いからといって飛びつく前によく確認を。
介護・医療専門の退職代行が存在する
他の退職代行に比べて目立ちませんが、介護・医療専門の退職代行も存在します。
料金は一律で
社員の場合:5万円
アルバイト・パートの場合:4万円
個人的には通常の退職代行でも問題ないように思いますが、相談するだけなら無料なので他と比べて決めてください。
そもそも退職することは自由
そもそも退職することは個人の自由なんですよね。
それを会社に引き止められたり、給料を支払わないなどの脅しは本来無視でOKなのです。
民法では
(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
第六二七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
と書いてあります。
つまり解約の申入れをしておけば、2週間経過後は仕事に行かなくても問題ないということです。
弁護士のかんねこさんが
「退職完全マニュアル」というnoteを公開しており、すごく参考になるので一読してみてください。
まとめ
退職することはすごく勇気が必要なことかもしれませんが、民法で保障されていることです。
なかなか辞めることが難しい環境にある人は退職代行業者を使うことも視野に入れても良いですが、まずは「退職完全マニュアル」を読んでみることをおすすめします。
なかなか退職することが出来ずに働きたくない会社で働き続けることは人生の損失だと思います。
すぐ辞めちゃうと履歴書に傷がつくんじゃないかと考える方もいますが、今の時代においてちゃんと理由があれば、それを気にする企業は少ないんじゃないかと思います。
さっさと辞めちゃって転職しちゃうことを私はおすすめします。
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