「私ってだめな人間だな」
「いつも周りの人に無視される」
そんな風に感じることはあるでしょうか?
それは、自己肯定感の低さが原因かもしれません。
この記事では、自己肯定感がどの程度あるのかチェックリストで調べてみて、さらに自己肯定感を高めていくには、どうしたらいいかを解説します。
自己肯定感チェックリスト
では、まずは何も考えず下記の質問に答えてみてください。
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ふたつ以上チェックが入った方は、赤信号です。
ひとつもチェックが入らなかったよという方は、このページを閉じてもらって問題ありません。
ひとつでもチェックが入った方は、この先も読んでくださいね。
自己肯定感とは
自己肯定感とは、非認知能力のひとつと言われています。
自分自身を信じて、肯定してあげられるチカラのことです。
自己肯定感が高い人と低い人とでは、物事の捉え方が違ってくることがあります。
ここでは、2つの事例を用いて説明しますね。
事例1)上司に怒られたとき
事例2)上司が褒めてくれたとき
いかがでしょう?
まったく同じ出来事なのに、受け取り方は真逆ですよね。
相手(ここでいう上司)の真意はわかりませんが、受け取り方が変わると世界がガラッと変わってしまいます。
重要なのは、「相手がどう思っているか」ではなく、「自分がどう思うか」なのです。
Aさんのように受け取っていった方が生きやすいと思いませんか?
自己肯定感が低い原因
自己肯定感が低い主な原因は、幼少期の環境にあります。
- 親から虐待を受けていた
- 自分の意見を言える家庭環境になかった
- 学校で虐められていた
- 兄弟といつも比べられていた
など、幼少期に虐げられていたり、抑圧されていた経験を持つ方は、大人になっても自己評価が低く、自己肯定感も低くなる傾向にあります。
もちろん大人になってから傷つき体験をすることによって自己肯定感が下がってしまう場合もありますので、日頃のメンタルのケアはとても大切です。
自己肯定感を上げる方法
自己肯定感上げる方法には、いくつかのステップがあります。
順番に見ていきましょう。
過去を振り返る
過去の傷つき体験を振り返ってみましょう。
最初から申し訳ないのですが、ここが一番キツいです。
もし、振り返ることなんて出来ないと思われる方は、今はその時ではないのかもしれません。
時間が解決してくれることもありますし、過去の傷つき体験によって精神的に不調になっている場合は治療が優先されます。
過去を振り返る際は、出来るだけ詳細に思い出し、可能であればノートに書き出してみてください。
自分の気持ちを表現する
過去の出来事を書き出したうえで、そこにさらに自分の当時言えなかった気持ちや感情を書き出してください。
例えば
- 母親に邪魔と言われて悲しかった
- 父親に怒られて腹が立った
- 同級生と本当はもっと仲良くしたかった
など。
当時言えなかった、あなたの気持ちに寄り添ってあげてください。
許す
過去の出来事を許してあげてください。
言うのは簡単なのですが、これを成すのは簡単なことではありません。
どれだけ振り返っても許せないということもあるでしょう。
でも、許せないということは、その出来事をあなたの肩から下ろすことができず、あなたの人生のこれからに重荷になってくるということでもあります。
時間はかかると思いますが、精神的に不調にならない範囲で過去を振り返り、その時の自分の気持ち・感情に寄り添い続けることです。
捉え方を変える
過去の出来事を許せるようになってくると、自然と気持ちが前向きになっていきます。
しかし、捉え方次第では、新たな傷つき体験を作ってしまう可能性があります。
今度は捉え方を少し変えてみましょう。
すぐに変えることは、難しいですし、例えば怒られた時にとっさに「何で怒られなきゃいけなんだ!」と思ってしまうこともあると思います。
それ自体は仕方ありませんが、ちょっとだけ立ち止まって「何で怒られたんだろう?」「あの人は何故怒ったのだろう?」と考えてみてください。
立ち止まって客観的に考える習慣が身につくと、ちょっとずつ捉え方も変わっていきます。
まとめ
自己肯定感を上げていくのは容易ではありません。
形もないし、見えないものをどう上げていいのかすら見当もつかないという方もいるかと思います。
でも焦る必要はありません。
この記事に書いてあることを少しずつ実践してみてください。
時間はかかるかもしれませんが、過去の出来事に向き合う経験は、必ずあなたの人生にプラスになります。
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